ファイナンシャルプランナー

生命保険の支払いが遅れたら保証はどうなる?失効・復活とは?

保険

生命保険の支払いをうっかり忘れてしまったことはありませんか?

引き落とし日が週末だったりすると、油断しちゃっったなんてことも。

 

うっかり忘れても、翌月に合算して引き落としをしてくれることが多いので、あまり深刻に考えていないかもしれませんね。

でもこの保険、支払いの遅れが続くと、効果がなくなってしまうことがあります。

 

この記事では、生命保険の支払いをうっかり遅れてしまったらどうなるか、どのくらい滞納すると保険が失効してしまうのかをまとめています。

いざという時のために加入した保険が、いざっていう時に役に立たなかった・・・なんてことがないように、忘れずに支払っていきましょう。

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生命保険を滞納したら翌月末までには支払いを

保険料の払い込みが遅れても、すぐに保険契約が失効することはありません。

保険料の支払いに関して一定の猶予期間(最大2か月)が設けられています。

 

月払いの場合

払込期月の翌月1日~末日までが猶予期間です。

例:3月10日契約の保険。7月の支払いを遅れてしまった場合

⇒8月1日~8月31日は猶予期間です。

 

 

半年・年払いの場合

払込期月の翌月1日~翌々月 月単位の契約応当日までが猶予期間です。

例:3月10日契約の保険。9月の支払いを遅れてしまった場合

⇒10月1日~12月10日は猶予期間です。

 

契約応当日とは・・・

保険契約後、保険期間中に迎える毎月・半年・毎年ごとの契約日に対応する日のこと。

月単位の契約応当日:毎月の契約日に対応する日
半年単位の契約応当日:半年ごとのの契約日に対応する日
年単位の契約応当日:毎年の契約日に対応する日

例:2020年1月1日に契約をした場合
月単位の契約応当日:2020年2月1日以降の毎月1日
半年単位の契約応当日:2020年7月1日以降の毎年1月1日と7月1日
年単位の契約応当日:2021年以降の毎年1月1日

猶予期間の保険は?滞納し続けると保証はどうなる?

保険料の支払いが遅れ猶予期間中に、もし保険事故が発生した場合はどうなるのでしょうか?

保険料滞納 猶予期間中の保険

猶予期間中に保険事故が発生した場合には、未払保険料を差し引いた上で保険金が支払われます。

例えば毎月10日に5,000円の保険料を払っている保険があります。

10月10日にうっかり引き落としができなかった場合、11月1日~11月30日は猶予期間ですよね。

11月15日に保険適応されるはずのけがをしてしまいました。本来なら3万円が支給されるはずの保険です。

支給されるのは、未払いの5,000円を差し引いた25,000円になります。

30,000-5,000=25,000円

 

保険料滞納 猶予期間を過ぎると

所定の期間内に保険料を支払わず、猶予期間を過ぎても保険料を支払わなかった場合、自動振り替え制度が適用されなければ保険契約に関するすべての権利を失います。

これを失効と言います。

自動振替貸付制度は、保険料の払込みが滞った場合に、契約を有効に継続させるための制度です。

生命保険会社が、解約返戻金の一定範囲内で保険料を自動的に立て替えます。

自動振替貸付を受けて立て替えられた保険料に対しては、所定の利率で貸付利息が付きます。

失効してしまうと、生命保険の保証はなくなります。

もしもの時の備えがなくなってしまいます。

 

失効を防ぐためにも、保険料の支払いは忘れないように気を付けましょう。

万が一、支払いが遅れても猶予期間中には支払いを行うようにしてください。

生命保険を失効してしまったときは

生命保険を万が一失効してしまっても、一定の期間であれば契約を失効する前の状態に戻すことができます。

これを復活と言います。

失効した保険を復活させるためには一定の要件があります。

 

保険復活の要件
  • 失効してから一定期間内であること(一般的には3年以内)
  • 告知書または診査を提出すること
  • 遅延保険料と利息を払い込むこと

 

復活後の保険料は、契約時の保険料と同じになります。

みく
みく
もしもの時のためにコツコツ積み立てる保険なのに、まとめて支払うなんて大変よね。
失効にはくれぐれも気を付けましょう。

生命保険料の支払いが困難な時は

保険料の支払いをうっかり忘れてしまったなら、期日までに払うことで保証は有効となるのは前述したとおりです。

でももし、保険料の負担が大きく払込みが困難な場合、保険を失効させてしまうのではなく見直すことをお勧めします。

 

保険料の払込みが困難な場合に考えられる見直し方は、次の2つが考えられます。

払済(はらいずみ)保険

保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金をもとに、保険期間を変えずに保証額の少ない同じ種類の保険や養老保険に変更する方法です。

付加特約は消滅し保証額は下がるものの、保険料の払込みを中止することができます。

また、保証額が下がっても、契約した保険期間中にもしものことがあった場合、保険の保証が受けられます。

 

余裕が出てきたら、新たに保険の契約を行うことを検討してみても良いでしょう。

 

延長(定期)保険

保険料の払込みを中止して、その時点での解約返戻金をもとに、同じ保険金額の定期保険に変更する方法です。

付加特約は消滅し保険期間は短くなるものの、保険料の払込みを中止することができます。

また、保険期間は短くなっても、契約時の保証額で保証が受けられます。

 

保険期間が終了するころ、余裕が出たら新しい契約を検討すると良いでしょう。

 

保険はあくまで「保険」です。

もしもの時のために、毎月コツコツ保険をかけていくのはとても大切なこと。

だけど目の前の生活が成り立たなくなるような高額保険を続けているのであれば、立ち止まって見直してみることもまた大切なのです。

 

生命保険について詳しく知っていますか?

あなたは、生命保険のことどのくらい知っていますか?

 

  • 社会人になるとみんな生命保険に加入している「みたい」だよ。
  • 子供が生まれると学資保険は入るもの「らしい」よ。

そんな噂を聞いて不安になり、おすすめ!と言われた保険によくわからないけど加入してみた・・という方もいますよね。

実際私は、先輩のすすめで保険を検討し、言われるがままに入ってしまった保険があります。

保険加入時は、保険の種類について教えてくれた保険会社の人も、あなたの生活環境の変化までしっかり見ていてくれるわけではありません。

ライフスタイルが変化したタイミングごとに、今の保険契約が最適なものなのかどうか、相談できる人がいると安心です。

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